【モノクロ現像データ】FOMAPAN 100 EI200/ILFORD ID-11 1:1 作例とILFORD ID-11について。
こんにちは「kio」です。
サッカーワールドカップ日本残念でした。
僕はそんなに熱狂的なファンでもなく、代表の試合があれば応援するくらいですが、今回の予選の3試合は眠い目を擦りながら応援していました。
サッカー日本代表の皆様お疲れさまでした。
さて、写真の話に戻しますね。
2022年はこの記事を書いている時点で「90」本のモノクロフィルムで撮影、現像しているようです。
でも、最近「カラーフィルム」ばかり使っていて、更に仕事も忙しく中々モノクロの撮影が進みません。
今年はモノクロ100本撮影が目標だったのですが、残り1か月を切ってあと10本はキツそうです。
そんなこんなで2022年モノクロ自家現像90本目の現像データとスナップ作例です。
それと今回使った現像液「ILFORD ID-11」の話も少しだけ。
是非最後までご覧ください。
撮影機材
- Nikon F2 アイレベル
- Ai Nikkor 50mm F1.4s
使用フィルム 薬品
- FOMAPAN 100 EI200
- ILFORD ID-11
- FUJIFILM スーパー富士フィックス
- FUJIFILM QW
- FUJIFILM DW
現像データ
- ILFORD ID-11 1:1 21℃ 13‘30 (30/60/5)1秒に1回撹拌のペース。
- スーパーフジフィックス5‘00
- 水洗い
作例
ILFORD ID-11はD-76の代替になる。
作例を見て頂きました。
今回使った現像液は「ILFORD ID-11」
写りはいつものFOMAPAN100の一段増感といった感じの、コントラスト高めのシャープな感じですね。
この現像液は僕が自家現像を始めた時から使っている昔からの世界中のモノクロ現像液の定番と言われている「Kodak D-76」の完全互換といわれています。
本来ならD-76の方が安いですし作るのも簡単なので良いのですが、コダックケミカルが11月で国内販売停止という事で今後D-76の入手性が悪くなることも鑑みて今回この互換の「ILFORD ID-11」を使いました。
因みにまだ「Kodak D-76」は最近在庫復活したようで、今は普通に購入する事が出来ます。
コダックケミカル国内販売終了、、、どうするか考えてみた。(追記、代替品見つけたよ!!)
しかし、国内販売分は終了しているので今後流通在庫が無くなったら値段が上がったり、手に入り辛くなってくるのが予想されますので、欲しい方はお早めにストックしておくと良いと思います。
そこで白羽の矢が立ったのがD-76互換のILFORD ID-11なんですね。
このILFORD ID-11はD-76に比べて2割ほど高く、現像液を作る時にD-76が1剤をお湯に溶かすだけなのに対し、ID-11は2つの薬品をお湯に溶かして作る必要がある等の理由で今まで使った事は無かったのですが、D-76が今後怪しいので試しに使ってみた次第です。
ILFORD ID-11はD-76と同じ
ID-11を使ってみた感想としては
「D-76」と同じ
に感じました。
互換を謳っているので現像データも豊富にあるD-76そのまま流用出来ますし、出来上がったネガを見て、スキャンしてD-76の物と比べましたが、一緒に見えます。
中にはILFORD ID-11とD-76は違うとおっしゃっている方々もいるみたいですが、カメラ好きのエンジョイ勢である僕には違いはわからなかったです(笑)
なのでD-76が無くなっても取り合えずILFORD ID-11を使えば代替にはなると思いますし、D-76は割と簡単に手に入る薬品で「自家調合」出来ますのでどうしてもの場合は自家調合も出来るんですが、正直ちょっと面倒なのでパッケージになっているILFORD ID-11を使っていこうと思っています。
最後に
今回はFOMAPAN100のILFORD ID-11での現像データとILFORD ID-11の話でした。
久々のモノクロ現像ネタになってしまいましたが、今もカメラ数台にモノクロフィルム入っていて、それぞれ残り数枚なので一気に現像する事になりそうです。
そして、ロジナールがそろそろ手に入りそうな感じですのでちょっと楽しみです。
最後まで見て頂きありがとうございました。